昨日、全日本フィギュアスケート選手権2016がやってましたね。
真央ちゃん大きくなったな~大人になったね~って喋りながら見てました。
その時にテレビから1.5mくらいのところに寝かせている生後2か月になる娘が、じーっとみてるんです。時折キャッキャとご機嫌になりながら。
娘は昨日でちょうど2か月だったのですが、2週間くらい前から人やおもちゃを時折目で追うようになり、最近ではそばを歩いていても、しっかりと目で追うようになってきました。
たまたまご機嫌だったのでは?とも思うのですが、普段見ているバラエティよりもしっかりと見ていたし、いつもと頭の向きが逆だったので・・・
赤ちゃんはもしやフィギュアスケートが好きなのでは?と思いました。
フィギュアスケートの何が気に入ったのか
普段見ることの多いバラエティとフィギュアスケートのどこが違うのか、考えてみると・・・
- 常に画面が動いている
- BGMが流れている、クラシック系が多い
- 画面を占める色の数が少ない、色の配置が単調
ざっとこのような違いがあるのかなと思います。
それぞれ深く考えてみる前に、赤ちゃんの視力、聴力はどれくらいなのか調べてみました。
赤ちゃんの視力、聴力は?
生まれて間もない新生児~生後2か月のころは、視力が0.01~0.02くらいだと言われています。
「暗い」「明るい」といった明暗を認識でき、黒、白、グレーのみみたいです。
生後3か月~生後5か月のころは、視力が0.04~0.08くらいだと言われています。
このころになると色を認識できるようになると言われています。
「黄色が一番好き」や「赤が一番最初に認識できる」や「パステルカラーが好き」などと、いろいろな情報がありますが・・・
これは周囲の色とのコントラストの関係もあると思います。また赤ちゃんごとの成長の差、好みもあると思います。
聴力はお腹の中にいるころから発達している。
赤ちゃんと触れ合ったことがある方はご存知と思いますが、大きい音にはビクッと反応します。
ただし生後3か月ころまでは、音楽なのか、声なのか、物音なのか、脳が識別し切れていないのではないかという情報が多かったです。
-赤ちゃんって、どんな色が好き?「赤ちゃん」と「色」の関係!!-
–赤ちゃんの目が見える時期はいつから?新生児の視力は?–
–赤ちゃん・新生児の聴力はどれくらい?難聴は検査でわかる?–
–赤ちゃんの聴力の発達と新生児聴覚スクリーニング検査–
フィギュアスケートが好きと考えられる3つの特徴
僕の裸眼が0.1未満(0.03くらい)なので、眼鏡を外して娘と同じ位置から見て、考えてみたいと思います。
1.常に画面が動いている
部屋の中で常に動きのあるものって限られており、僕の部屋ではテレビ、時計、加湿器の蒸気くらいでした。
その中で時計と加湿器の蒸気は、視力的に動きがほとんど見えません。
それと比べてテレビは、ぼやけてはいるものの、動いていることがはっきりと認識できます。
特にフィギュアスケートのような連続的に動いているような番組は、動いていることを認識しやすいです。(インタビューの時以外)
バラエティはトーク時間が多く、パッパッと画面が切り替わることは多くても、連続的に動いていくというのは少ないです。
この違いも娘が大きく反応した理由の一つなのかなと考えられます。
2.BGMが流れている、クラシック系が多い
フィギュアスケートでは滑るときの音楽にクラシック系が多く使われていますね。
赤ちゃんは生まれる前からすでに聴覚は発達しはじめており、「胎教」として、リラックス効果や脳を活性化させるリズムが多くあるといわれているクラシックを聞く(聞かせる)と良いといいます。
そのため反応がいいのかな?とも思いますし・・・
バラエティに比べて、大きな音が少ないというのも考えられます。
大きな音でびっくりしてしまうと、途端に泣き出すということもありますからね。
3.画面を占める色の数が少ない、色の配置が単調
これは裸眼でみて、初めて気づきました。
スケートリンクの白、選手のユニフォームの色(黒、赤、黄色など)、観客席と観客の色(髪の毛の黒、客席の壁の青)など、色は限られています。
実際にぼかしてみた写真がこちらです。
このような画面が続き、色も識別しやすいのと、白に黒系(または原色系)というコントラストがはっきりしているため、赤ちゃんは見やすく興味を持つのだと思います。
まとめ
- 常に画面が動いている(流れている)
BGMが流れている、クラシック系が多い突発的な大きな音が少ない- 画面を占める色の数が少ない、色の配置が単調(コントラストが見やすい)
やはり視覚の情報によるところが大きいと思います。
毎日の育児は、やはり大変です。
赤ちゃん相手に初めての事ばかりで、一息つけることも少ないですよね。
赤ちゃんの好みにもよると思いますが・・・
フィギュアスケートで一息というのも、試してみてもいいかもしれません。
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